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2022.08.29
うなぎの付け合わせ、おすすめまとめ【献立にまよったら使いたいレシピ】
「ごはんと蒲焼きだけだと物足りない……」
「うなぎによく合う付け合わせは何かな?」
うなぎを献立の主役にしても、ほかのおかずに迷ったことはありませんか。
本記事では、うなぎにおすすめの付け合わせを紹介します。
簡単なレシピも紹介しているので、献立に迷ったらぜひ参考にしてください。
うなぎに合うおすすめおかずは何?
まずは、うなぎに合うおかずの特徴について解説します。
一緒に食べるとよい副菜
脂分の多いうなぎと相性がよいのは、さっぱり系の副菜。
その代表的な食材は、以下の通り。
- 豆類:大豆、枝豆、エンドウ豆 など
- 野菜類:きゅうり、キャベツ、ほうれん草、にんじん など
- 海藻類:わかめ、ひじき、もずく など
さっぱり系のおかずの調理方法のポイントは、食用油を多用しないこと。
たとえば漬物や和え物にしたり、汁物に入れたりすれば、とてもヘルシーです。
子供におすすめの付け合わせ
人気のあるうなぎですが、子供の場合それだけでは飽きてしまうことも。
もう一品欲しいときは、卵で作るおかずがおすすめです。
良質なタンパク質がとれる卵は、ダイエットにも取り入れられるスーパー食材。
本記事の後半で、茶碗蒸しやだし巻き玉子のレシピを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
酒の肴にもなる付け合わせ
お酒を飲む大人には、おつまみになる付け合わせがおすすめ。
豆腐や鶏のむね肉などたんぱくな食材は、アレンジ次第でうなぎにもお酒にもよく合います。
豆腐に刻みねぎやショウガなどをのせた冷奴や、蒸した鶏肉のサラダなどがあります。
うなぎに合う付け合わせ野菜と漬物・和え物レシピ
付け合わせに使える食材は、冷蔵庫の常備野菜や手に入れやすい野菜がほとんど。
ここでは、うなぎと相性のよい野菜と調理方法を紹介します。
1. キャベツ
まずは、万能野菜のキャベツ。
茹でたり和えたり、千切りにしたり、幅広く使えます。
ビタミンCに食物繊維、カリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富。
また、胃にやさしい成分の「ビタミンU」も含まれます。
キャベツの浅漬け
キャベツにおすすめの調理方法は、浅漬け。
キャベツの甘みと塩がうなぎを引き立てます。
【材料】2人前
- キャベツ:3~4枚
- 塩昆布:10g
【作り方】
- キャベツを食べやすい大きさに切る
- ビニール袋に1を入れ、塩昆布を入れてよく揉む
- 冷蔵庫でよく冷やす
2. きゅうり
きゅうりは、調理方法に関係なく手軽に食べられる身近な野菜。
ほかの食材との相性もよく、幅広いメニューに使われています。
水分が多く、シャキッとした食感も魅力。
キャベツ同様に食物繊維が多く含まれ、ビタミン類も豊富です。
きゅうりの奈良漬け
きゅうりはさまざまな食べ方ができますが、奈良漬けは最も日持ちする漬物。
冷蔵庫にストックしておけば、うなぎの日にそっと取り出して添えるだけ。
【材料】
- きゅうり:7~8本
- 酒粕:1㎏
- ざらめ糖:250g
- 塩:小さじ1と1/2
【作り方】
- 酒粕と塩、ざらめ糖をプラスチック容器に入れて混ぜる
- 洗ったきゅうりを1に入れ、ラップをかぶせて蓋をする
- ときどき混ぜて3週間~1か月後、漬かり具合をみる
3. ほうれん草
ほうれん草は、味のクセが少なく簡単な調理で食べられる緑黄色野菜。
鉄分とその吸収を助けるビタミンC、葉酸や食物繊維も豊富なため、しっかりと栄養をとりたい人におすすめです。
うなぎの付け合わせとしては、和え物や玉子とじにしても重宝します。
ほうれん草のナムル(韓国風和え物)
ほうれん草のナムルは、ご飯によく合う韓国風の和え物。
うなぎと一緒に食べると、蒲焼きが韓国風に様変わりするでしょう。
【材料】2人前
- ほうれん草:半束
- ごま油:大さじ1/2
- しょうゆ:少々
- だしの素 or 鶏がらスープの素:少々
- すりごま:大さじ1
【作り方】
- ほうれん草を茹でて、冷水にさらして冷ます
- 食べやすい長さに切ってボウルに入れる
- ごま油、しょうゆ、だしの素 (鶏がらスープの素)、すりごまを混ぜる
- ほうれん草にかけてよく混ぜる
うなぎの付け合わせにおすすめの汁物
ここからは、うなぎに合う汁物を紹介します。
自分で作るおすすめ
続いて、自宅で簡単に作れるおすすめの汁物を紹介します。
しじみ汁
シンプルに簡単なお吸い物なら、しじみ汁。
栄養分が高いだけでなく、うなぎを食べた後に口の中に残った脂分をすっきりとさせてくれます。
【材料】4人前
- しじみ:1パック
- 塩:少々
- 水:600ml
- いりこだしの素:小さじ1
【作り方】
- 真水にしじみに入れて、砂を抜いておく
- 水の入った鍋にしじみを入れて火にかける
- 沸騰してきたら、火を止めていりこだしの素を入れて混ぜる
- 塩で味を調整する
わかめの味噌汁
味噌汁の定番なら、わかめの味噌汁。
和食なら何にでも合いますが、うなぎの場合、わかめとねぎの入った味噌汁で、足りない栄養分の補充ができます。
というのも、ミネラルが豊富なうなぎに唯一足りないのはビタミンC。
ビタミンCの豊富なねぎが、栄養バランスをサポートします。
【材料】2人前
- 乾燥わかめ:適量
- ねぎ:4㎝程度
- 味噌:適量
- だしの素:小さじ1/2
- 水:300~400ml
【作り方】
- 乾燥わかめを水に戻す
- ねぎを細かく刻む
- 鍋に水を入れ火にかける
- 沸騰したら、味噌とだしの素を入れて火を止める
- 味噌汁をよく混ぜて、わかめと刻んだねぎを入れる
三つ葉のお吸い物
三つ葉が入ったお吸い物は、うなぎ献立のアクセントになります。
というのも、三つ葉は「日本のハーブ」と言われるほどの香味野菜。
豊かな香りで食欲増進できます。
食物繊維やビタミンなども採れるので、ぜひ取り入れたいところです。
【材料】2人前
- 三つ葉:適量
- かまぼこ:適量
- 白だし:大さじ1と½
- みりん:大さじ½
- 塩:少々
- 水:300~400ml
【作り方】
- 三つ葉とかまぼこを適度な大きさに切る
- 白だしとみりん、塩を合わせておく
- 鍋に水を入れて火にかける
- 沸騰したら火を止めて、2と三つ葉とかまぼこを入れる
うなぎの付け合わせに特におすすめのレシピ
ここでは、うなぎの献立をもっと豊かにするおすすめの付け合わせレシピを紹介します。
ぜひお試しください。
だし巻き玉子
ふんわりとした食感は、うなぎの蒲焼きと一緒に食べても美味。
アレンジメニューで、うなぎを入れて焼けば「う巻き」にもなります。
【材料】2人前
- 卵:3~4個
- だしの素:大さじ1
- 水:大さじ3
【作り方】
- 卵とだしの素、水を入れてよく混ぜる
- 玉子焼き用のフライパンを熱して、食用油を入れる
- 卵液を流し入れて、奥から手前に巻いていく
きゅうりとわかめの酢の物
きゅうりとわかめを和えた酢の物は、こってりとしたうなぎとの食べ合わせが抜群。
主役をささえる名脇役として、和食の献立に登場することが多いおかずです。
【材料】2人前
- きゅうり:1本
- 乾燥わかめ:適量
- 酢:大さじ2
- みりん:大さじ2
- しょうゆ:大さじ2
【作り方】
- わかめを水に戻し、食べやすい大きさに切る
- きゅうりを薄切りにして塩で揉む
- 酢、みりん、しょうゆを合わせてよく混ぜる
- きゅうりから出た水をよく絞り、わかめと一緒にボウルに入れる
- 4に3で作った三杯酢を合わせる
酢の物に刻んだうなぎを合わせると「うざく」にもなります。
気になる方は「うなぎの蒲焼きときゅうりの酢の物(うざく)」のレシピもぜひチェックしてくださいね。
茶碗蒸し
大人から子供まで、幅広い層に親しまれている茶碗蒸し。
うなぎを味わった後は、ぷるんとした食感と控えめなだしの効いた茶碗蒸しがすすみます。
【材料】3人前
- 卵:2個
- 水:400ml
- 本だし:小さじ2
- しょうゆ:小さじ1
- みりん:小さじ1
- かまぼこ:適量
【作り方】
- 水を沸騰させて本だし入れて混ぜる
- ボウルに卵を入れてよく溶く
- かまぼこを食べやすい大きさに切る
- 2に本だし、しょうゆ、みりんを混ぜる
- 器にかまぼこを入れ、4の卵液を流し入れる
- 蒸し器に器を入れて強火で3~4分、その後弱火にして蒸す
うなぎに合う付け合わせ・まとめ
うなぎには、さっぱりとした付け合わせがよく合います。
おすすめは以下の通り。
- キャベツの浅漬け
- きゅうりの奈良漬け
- ほうれん草のナムル
- しじみ汁
- わかめの味噌汁
- 三つ葉のお吸い物
- だし巻き玉子
- きゅうりとわかめの酢の物
- 茶碗蒸し
どのレシピも簡単に作れるものばかり。
うなぎの付け合わせレシピに悩んだら、ぜひ試してくださいね。