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2022.07.25
うなぎの温め方を解説!レンジからフライパンまで、おいしくなる温め直し方
スーパーやネットショップで少し奮発して買ったうなぎ、どんな味かワクワクしますよね。
でも「自分で温めたうなぎは、お店で食べるのとなんか違う……」と感じる人も多いはず。
本記事では、うなぎのおいしい温め方のコツ・種類ごとの温め方を紹介します。
うなぎの温め方が気になる方は、参考にしてください。
うなぎのおいしい温め方のコツ
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うなぎのおいしい温め方のコツを紹介します。
塗ってあるタレを取る
もともと塗ってあるタレをスプーンやバターナイフを使って取ります。
塗ってあるタレは、味よりも見た目重視のことが多く、付属のタレの方がしっかりした味になります。
ただ水やお湯で洗うと旨味も一緒に流れてしまうため、スプーンなどで取るくらいが丁度いいです。
また、加熱で塗ってあるタレが焦げやすいので、温めた後に付属のタレを塗るのがおすすめです。
少量の酒をかけるとふっくらする
少量の酒をかけて温めると、ふっくらとした食感が楽しめます。
うなぎの中にある水分をアルコールが閉じこめ、加熱してもパサパサになりにくいです。
また、酒はうなぎの臭みも抑えるためワンランクアップした味になりますよ。
酒のニオイが残らないよう、アルコールをしっかり飛ばしましょう
蒸し焼きにはフライパン・オーブン
うなぎをフカフカにするなら、フライパン・オーブンを使った蒸し焼きがぴったり。
水分が出すぎて固くならないよう、蒸気を程よく閉じ込めるのがコツです。
うなぎに少量の水や酒をかけ、クッキングシートでしっかり包みましょう。
アルミホイルではなく、クッキングシートを使う理由は水蒸気は通すものの水分を通さないからです。
加熱で生じた水蒸気はクッキングシートの外に出て、水になっても中に戻りません。
フライパンは蓋もしましょう。
皮をパリッと仕上げるならグリル・トースター
直火のグリル・トースターは、皮をパリッと仕上げるのにおすすめです。
こちらは蒸さないので、クッキングシートで包む必要はありません。
表面をあぶると余分な水分がなくなり、うなぎの皮ならではの歯応えを楽しめます。
ただし、中まで温めようと長く加熱すると外側が焦げやすいので、フライパンやレンジで中まで温めてから外側の仕上げにグリル・トースターを使ってください。
すぐに食べたいなら電子レンジを活用する
すぐに食べたいときは、レンジで加熱が簡単です。
パックから出したうなぎを皿の上に置き、ふんわりとラップをかけるだけ。
食品中の水分を使って温めるレンジは仕上がりがパサつきやすいため、面倒でもラップはかけた方がいいです。
水や酒をかけるのもいいですが、うなぎが水っぽくなるので2〜3滴がおすすめ。
加熱時間は、半身が30〜40秒・一尾が1分〜1分20秒ほどです。
最後は皮面が下にくるように乗せる
温め終わりは皮面が下にくるようにしましょう。
この状態だと、ひっくり返さずにご飯の上に乗せられてスムーズです。
- うなぎの皮面を上にして焼く
- 皮に少し焦げ目が入ったらひっくり返し、上になった身を焼く
- 身の表面がフツフツしてきたら温め終わり
フライパン返しでひっくり返すと簡単ですよ。
熱源が上下にあるグリルなどはひっくり返さなくていいので、はじめから皮面を下にして焼くでOK。
関西風は包まない
関西風の蒲焼きに近づけるなら、包まないで温めましょう。
関東風との大きな違いは蒸さずにじっくり焼くところです。
フライパン・オーブンで温めるときに、クッキングシート等で包まないと関西風になります。
ただ、直火のグリルやトースターだけで温めると先に表面が焦げてしまいやすいです。
レンジ・オーブンなどで中まで温めてから仕上げにグリル・トースターを使ってください。
- 関東風…蒸し焼きでふわふわ
- 関西風…蒸さずにじっくり焼いて香ばしい
種類別うなぎの温め方
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種類別のうなぎの温め方をまとめました。
真空パックのうなぎ
真空パックのうなぎは湯煎が一番です。
水分が外に逃げないため、温めても身が固くなりにくく調理しやすいのがメリット。
パックから出してほかの方法で温めるのはもったいない!
パックが入る大きさの鍋でお湯を沸かし、沸騰したらパックごとうなぎを入れて温めましょう。
冷凍なら、再沸騰から5分ほどが目安です。
大きな鍋がない場合は、フライパンなどでも代用できます。
湯煎できない真空パックもあるので、商品記載の調理方法を参考にしましょう
冷凍うなぎ
冷凍うなぎは、解凍してからでも解凍せずに温めるのどちらでもOK。
ただ、うなぎの鮮度を落とさないためにも常温に放置する解凍はおすすめしません。
解凍していないうなぎは、湯煎・パックから出してラップをかけてレンジなどの方法で温めましょう。
フライパンで温める場合は、冷蔵庫やレンジで解凍してからフライパンで加熱した方がムラなく温まります。
冷蔵庫での解凍の目安は約5時間
ある程度解凍すると、塗ってある余分なタレを取れるのもポイントです。
持ち帰りうなぎ
スーパーの惣菜やテイクアウトのうなぎを温めるには、レンジ・フライパン・オーブンを使います。
まずは1〜2分ほど加熱し、足りなければ様子を見ながら少しずつ追加で温めましょう。
こだわりたい方は、さらにグリル・トースターで表面をパリッと仕上げるとお店のうなぎに近づきますよ。
まだほんのり温かいうなぎは、いきなりグリル・トースターでもOK!
うなぎ・ご飯のそれぞれに合った温め方が違い、一度に温めるとうなぎがパサパサになる、ご飯がぬるいなど加減が難しいからです。
うなぎの温め方・よくある質問
うなぎの温め方についてのよくある質問にお答えします。
レンジを使っても大丈夫?
うなぎはレンジで温めて大丈夫。
水・酒なしでふんわりとラップをかけ、加熱しすぎないように注意しましょう。
- うなぎに少量の酒をかける(1尾で小さじ1ほど)
- ふんわりとラップをかけ、レンジする(1尾で約1分)
- グリル・トースターのトレイにくしゃくしゃにしたアルミホイルを敷く
- うなぎをトレイに乗るサイズに切り、アルミホイルの上に置いて焼く
- グリル・トースターが片面焼きならひっくり返して焼く
- 表面の脂が泡立ってきたら温め完了
- 付属のタレを塗る
冷めたうなぎの温め直しはどうしたらいい?
冷めたうなぎでも、フライパン・トースター・レンジといった、本記事で紹介した方法で温められます。
まだ冷め切ってないならトースターでパリッと温めるだけでもおいしく仕上がります。
うなぎがパサパサにならないように様子を見ながら温めてください。
冷めたくらいならすぐ温まるので、塗ってあるタレは取らなくても良いです。
ふっくらさせるのにみりんは必要?
「ふっくらさせるのにみりんがマスト」ではありません。
みりんに含まれる酒にふっくらさせる効果があるため、酒だけでもOKです。
むしろ、みりんだけで加熱すると甘くなって味のバランスがくずれることがあります。
ふっくらさせるだけでなく、みりんは自作のタレにも使えます。
材料はシンプルで、みりん・酒・砂糖・醤油を同量ずつです。
- 酒とみりんを煮立たせてアルコールを飛ばす
- 砂糖と醤油を加えて加熱
- 好みの濃さまで煮詰めて完成
こだわって温めたうなぎに自作のタレは絶品ですよ。
うなぎの温め方まとめ
うなぎのおいしさは温め方でガラっと変わるため、こだわる価値ありです。
まずは自分のやりやすい方法から試してみるのをおすすめします。
酒を少し加える・仕上げにトースターを使う・クッキングシートで包むなど、ちょっとした工夫で一気においしくなりますよ。
自宅でもおいしいうなぎを楽しみましょう。