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2022.07.25
うなぎのタレの活用法!市販品でおいしくつくれるレシピ6選を紹介
「あの甘辛いうなぎのタレがたまらない!」というファンも多いはず。
ですが、実際には余ったうなぎのタレを捨てるか悩む方もいますよね。
うなぎ以外の料理にもタレは使えます。
本記事では、市販のうなぎのタレを使ったおすすめレシピ6つを紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
おいしいうなぎのタレのつくり方
まずは、おいしいうなぎのタレのつくり方から紹介します。
うなぎのタレの基本レシピ、材料の黄金比は 1:1:1:1
うなぎのタレに使う材料は、たった4つ。
材料の黄金比は1:1:1:1とすべて同量なので、覚えるのも簡単。
使う材料と簡単なレシピを紹介します。
【材料】約80ml
- みりん:大さじ3
- 酒:大さじ3
- 砂糖:大さじ3
- 醤油:大さじ3
【作り方】
- みりん、酒を鍋に入れ中火で加熱する
- アルコールの匂いがしなくなるまで煮立たせる
- 砂糖、醤油を加えて再び沸騰させる
- 弱火にし、全体が3分の1ほどになるまで煮詰める
- 仕上げに醤油(分量外)を数滴たらす
- 粗熱を取って完成
仕上げに少量の醤油を加えると風味がよくなります。
お気に入りのダシ醤油を使ってみるのもいいです。
そのままでOK?市販品のタレはアレンジする?
市販のタレはアレンジせず、そのまま使うのがおすすめです。
なぜなら、アレンジなしでも充分おいしいから。
甘い・しょっぱいなど、うなぎのタレごとの味があります。
ですが、味のバランスはすでに整っていることが多く、わざわざ手を加えるより好みに合ったタレを買った方が近道です。
市販のタレの中から好みのものを見つけましょう。
うなぎのタレを活用したおすすめアレンジレシピ6選
余ったうなぎのタレは料理に使えます。
タレを使ったおすすめレシピを6つ紹介します。
後味さっぱり「レモンうなダレ鶏肉」
まずは、後味さっぱりの「レモンうなダレ鶏肉」を紹介。
うなぎのタレを使ったメニューはこってりしがちですが、レモンが入るとすっきりとした味わいになります。
【材料】2人前
- 手羽先:8本
- レモン汁:大さじ1〜2
- うなぎのタレ:大さじ2.5
- ブラックペッパー:適量
【作り方】
- ビニール袋に手羽先・レモン汁・うなぎのタレを入れて冷蔵庫へ
- 半日〜1日ほど漬け込む
- オーブンの天板に手羽先を並べ、ブラックペッパーをふる
- 200度で20〜25分加熱する
- 中まで火が通っているか確認して完成
すっぱい味が好きな方はレモンを多めにするのがおすすめ。
手羽先でなくモモ肉だとさらにジューシーな一皿になります。
間違いなしのおいしさ「豚肉の照り焼き丼」
「豚肉の照り焼き丼」は、子どもにも人気なメニューです。
【材料】2人前
- 豚こま:200g
- 塩:少々
- こしょう:少々
- 酒:小さじ1
- 玉ねぎ(中):1/2個
- うなぎのタレ:大さじ4
- ご飯:2膳
- 七味:適量
- 山椒:適量
- 小口ネギ:適量
【作り方】
- 食べやすい大きさに豚こまを切る
- 豚こまをボールに入れ、塩・こしょう・酒で下味をつける
- 玉ねぎを薄く切る
- 中火で玉ねぎが透き通るまで加熱する
- 豚こまを加えてさらに炒める
- 弱火にして、うなぎのタレ大さじ2(半量)を加えて絡める
- 残りのうなぎのタレを加えて絡める
- 丼に入ったご飯の上に焼いた豚こまと玉ねぎを乗せる
- 小口ネギで飾りつける
- 好みで七味・山椒などの調味料をかけて完成
うなぎのタレを加えたら火を弱くし、焦げないように注意してください。
七味や山椒なしだと、子どもでも食べやすいです。
うなぎ以外の魚にもタレが合う「ブリの照り焼き」
うなぎのタレを使うと、少ない材料で「ブリの照り焼き」が作れます。
これは、うなぎのタレに砂糖や醤油などが含まれているから。
ブリの臭み取りに塩を使うものの、味付けはほぼうなぎのタレだけ。
【材料】2人前
- ブリ(切り身):2切
- 塩:少々
- うなぎのタレ:大さじ1.5〜2
【作り方】
- ブリに塩をふり15分置く
- ブリから出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る
- フライパンでブリを焼く
- 両面に軽く焦げ目がついたらうなぎのタレを加える
- タレと絡めて完成
ぶつ切りにしたネギを一緒に焼くのもいいです。
まるでうなぎの蒲焼き?「ナスの蒲焼き丼」
うなぎが食べたいけど、節約もしたいという方は、お手頃なナスで代用した「ナスの蒲焼き丼」にしましょう。
見た目がうなぎの蒲焼きそっくりになります。
【材料】2人前
- ナス:4本
- 油:適量
- 片栗粉:適量
- ご飯:2膳
- きざみノリ:適量
- うなぎのタレ:大さじ6
【作り方】
- ナスを縦半分に切り、さらに縦方向に切り込みを入れる
- 5分間ほどナスを水に浸けてアク抜きする
- 水気をきったナスを耐熱皿に移す
- ナスに油をまぶしラップをかけて電子レンジ(700W)で2分加熱する
- 加熱したナスの油をキッチンペーパーで拭き取り、片栗粉をまぶす
- フライパンに入れた油を中火で熱し、片栗粉がついたナスを焼く
- ナスに焦げ目がついたら、うなぎのタレを加えてナスと絡めながら煮詰める
- 丼に入ったご飯の上に焼いたナスを乗せる
- きざみノリをかけて完成
ナスがちょっと苦手という方でも、うなぎのタレで仕上げると食べやすくなります。
甘辛好きにたまらない「卵どんぶり」
以前、話題になったTKG(卵かけご飯)ですが、いつも通り食べるのに飽きていませんか?
それなら、うなぎのタレを使った少し贅沢な「卵どんぶり」にトライしてみてください。
【材料】 2人前
- うなぎのタレ:50ml
- ご飯:2膳
- 水:50ml
- 卵:3個
- きざみノリ
- 小口ネギ
【作り方】
- 鍋にうなぎのタレと水を入れて加熱する
- 沸騰したら溶きほぐした卵を鍋に回し入れる
- 軽くまぜて鍋に蓋をする
- 卵が好みの固さになる前に火を止める
- 丼に入ったご飯の上に加熱した卵を乗せる
- きざみノリと小口ネギをかけて完成
甘辛い卵と少しピリっとするネギの組み合わせがよく、きざみノリの香ばしさがたまりません。
香ばしさが食欲をそそる「うなぎのタレ混ぜご飯」
舞茸やあさりの出汁が効いた「うなぎのタレ混ぜご飯」は、お箸がすすみます。
【材料】4人前
- 米:2合
- うなぎのタレ:約50ml
- 和だし(顆粒):小さじ1
- あさり缶:1缶
- 舞茸:1パック
- にんじん:1/2本
- しょうが:1片
- 小口ネギ:適量
- 水:適量
【作り方】
- にんじん・しょうがを細切りにする
- 舞茸を食べやすい大きさに割く
- 炊飯器に、研いだ米・にんじん・しょうが・舞茸・あさり缶・和だし・うなぎのタレを入れる
- 2合炊きよりやや少なめの水を加えて、軽くかき混ぜる
- 炊飯する
- お茶碗に盛り付け小口ネギをかけて完成
香りは少し弱いですが、しょうがチューブ(大さじ1)を使うのもおすすめです。
うなぎのタレについてよくある質問
うなぎのタレについてよくある質問にお答えします。
市販品タレのおすすめはどれ?
容量の少ないタレがおすすめ。
なぜなら、新鮮なうちに使い切りたいからです。
うなぎのタレは鮮度が大切で、開封から1ヶ月ほどで風味が落ちてしまいます。
そのため、お得だけどなかなか減らない大容量タイプのものより、すぐに使い切れる少量の方がおいしさを楽しめます。
みりんなしでうなぎのタレはつくれる?
うなぎのタレは、みりんなしでもつくれます。
まったく同じではないですが、みりんの代わりに酒と砂糖が使えるからです。
コックリ感は少なく、あっさりとした味わいに仕上がります。
【材料】1人前
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ1
- 砂糖:大さじ2
【作り方】
- 鍋に酒を入れて加熱する
- 酒が沸騰してアルコールの匂いがなくなったら、砂糖と醤油を加える
- 焦げないように混ぜながら煮詰める
- とろみがついたら完成
火を止める直前に昆布やダシ醤油を加えると、さらに風味がよくなりますよ。
めんつゆでうなぎのタレがつくれるって本当?
めんつゆを使ったうなぎのタレのレシピもあります。
風味があるめんつゆは、醤油とみりんの代わりに使えるためです。
味のバランスを考えて、みりんを使うタレのレシピよりも砂糖を減らしましょう。
また、酒には塩分が入っている料理酒を使うのがおすすめです。
【材料】2人前
- めんつゆ(3倍濃縮):大さじ4
- 料理酒:大さじ4
- 砂糖:大さじ1
【作り方】
- 鍋に料理酒を入れて加熱し、沸騰させる
- 料理酒からアルコールの匂いがなくなったら、めんつゆと砂糖を加える
- 軽く煮詰めて完成
最後の煮詰めは砂糖が溶けるくらいで大丈夫です。
まとめ
うなぎのタレは料理でも活躍します。
本記事で紹介したおすすめレシピは次のとおり。
- レモンうなダレ鶏肉
- 豚肉の照り焼き丼
- ブリの照り焼き
- ナスの蒲焼き丼
- 卵どんぶり
- うなぎのタレ混ぜご飯
風味のあるうなぎのタレを使うと、短時間でおいしい料理がつくれます。
余ったうなぎのタレを上手に活用しましょう。